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Channel: 山椒は小粒 ~泣き虫の君にはハンカチをいっぱい買ってあげよう~
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「あの絵」のように…

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事の初めは昨年の10月末になります。

釣友のRが北陸へ鮭釣りに行ってきたところ,ほかの釣り人に釣った鮭を
もらったりしてたくさんあるのでも食べないか,と連絡があったあたりから。

さっそくいただいてきました70cmを軽くオーバーする立派な雄鮭。

イメージ 1

こんなデカいんだから,新巻きザケにしようとまずは塩漬けに。
さっそく検索で調べたところ,1週間塩漬けして1晩水でもどし
さらに1週間干して出来上がりなんだそうな。

ただ,最近は甘塩仕立てのほうが好まれるようで,
漬ける期間は2~3日が多いそうです。
実際,釣友Rは一晩塩につけただけで冷凍した,と言ってました。


しかし,せっかくなので本格的に荒巻にしたくて,そして何より

あの絵

のようなものにしたかった。


さっそくマニュアル通りに1週間塩漬けし,その間新聞紙で出てきた水を
吸い取って一晩水で戻して軽く陰干し。

ここから1週間干せば出来上がり,となるんだけど,
その1週間は最低気温が10度を越えてはいけないとのこと。
時期は11月はじめ,とてもそんな気温にはなりません。

というわけで,1晩干しただけでそのまま冷凍庫へ。

車庫につるしたところ
イメージ 2


そして寒くなったこの正月,冷凍庫から持ち出して約3日干してできたのがこれ。

イメージ 3

どうでしょう?
あの絵のように見えるでしょうか。

切り取った部分を塩焼きにして食べましたが,とてもうまかった。
家族にも好評で,やっぱり寝かせた分,旨みが出たようですね。
皮なんかもカリカリに焼けたので子供たちもおいしがって食べてました。


写真撮影後,今日までまた車庫でぶら下げていたので,取り込んで保存しました。
さらに水分が抜けて重さも軽くなっていて,ヒカヒカになって「干物」感が増してました。

冷凍庫がなかったころの保存食,ということですね。
確かにこの状態で何日ももちそうです。


スーパーで買ってくる鮭とはちがう味だったし,今回の作戦は大成功でした。
2月になれば渓流も解禁になるので,その頃に釣友たちにも食べてもらうことにします。












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